プレミアリーグ(イングランド)
プレミアリーグも現在はリーグ中断中であり、リーグの再開を目指しています。まもなく各クラブの練習が再開されるという話だが、タックルの禁止や、ピッチの消毒の徹底、グループは5人までの人数制限を求める指針が各クラブに通達された。
現時点で、プレミアリーグは6月中の再開を目指しています。6月再開を政府が許可したという話も出ています。今の段階で、6月19日以降に再開される見通しをしています。状況によっては再開の時期が早まったり、遅くなったりする可能性もあります。
さらに、リーグ再開後の中立地での開催が議論されています。そもそも中立地での開催が議論されている理由は、無観客での開催をしたとしても、ファンがスタジアム周辺に集まる可能性があり、チームがホームを離れることでその可能性をなくそうとするため。しかし、プレミアリーグに属している全20チームが中立地での開催を望んでいません。そのため、従来通りホーム&アウェーで残りの試合を行うことが予想されています。
プレミアリーグが打ち切りになった場合は、リーグを独走しているリヴァプールの優勝はどうなるのか、CL・ELの出場権はどうするのか、降格もどうするのかといった話もあったのでリーグが再開することによってこれらのことは、はっきりします。
今シーズンのプレミアリーグはリヴァプールが独走しており、優勝はほとんど決まった状態ですが、レスター、ウルヴス、シェフィールド・ユナイテッドらの躍進によりCL・EL権の争いは見ていて面白い状態になっています。プレミアリーグの再開も楽しみですね。
ラ・リーガ・サンタンデール(スペイン)
ラ・リーガもリーグの再開を目指しています。リーガの各クラブは、リーグの再開に向けて練習を再開させています。元日本代表監督で現レガネス指揮官のアギーレ監督はリーグの再開時期について、6月20日に再開して、7月26日に終える。さらに、試合は土、日、水、木に行われることが通達されたと語っています。しかし、これに対して同クラブの会長は、日程は決まっていないし、リーガからそのような日程で進めていくとの確認も取れていないと語っています。これはどちらが正しいのかはわかりません。
リーガの会長は、6月12日の再開を望んでいるものの、最終的にはスペイン政府の健康政策次第だと述べています。会長はクラブに約10億ユーロ(約1140億円)の損失が生じると想定される経済的影響を考えれば、シーズン打ち切りの選択肢はないと言っています。リーガの再開についても続報を待ちましょう。
私自身、リーガを1番よく見ているので再開が待ちきれません。それに今シーズンは優勝争いやCL・EL権争いも白熱しているので見ていて面白いです。
セリエA(イタリア)
セリエAもリーグの再開を目指しています。チーム練習は5月18日から再開されます。セリエAは代表者会議を行い、リーグ戦の開始を6月13日として政府側に提案することを決定しています。その日程案も決定しており、8月2日までにシーズンを終了させることを目標に、中3日のペースで試合が実施されるようです。
延期が決まっていたコッパ・イタリアの準決勝2試合と決勝戦についても、その日程案に組み込まれているようで、政府の承認を得て正式に決定されるようです。
ユヴェントスとラツィオによるスクデット争いが白熱しておりとても面白いです。(全リーグ面白い)
CL・EL(ヨーロッパ)
CL・ELともに再開させるようだが、日程については様々なことがささやかれています。CL・ELともに8月上旬から再開し、8月中に日程を終わらせるというプランが有力視されています。
CLについては、延期前にアタランタ、パリ・サンジェルマン、ライプツィヒ、アトレティコがベスト8への進出を決めています。ラウンド・オブ16の残り4試合から始めてビッグイヤーを掲げるチームを決めます。
ELについては、ラウンド・オブ16の第1戦の残り2試合と第2戦の全試合が延期されていたため、そこからのリスタートとなります。
最後に、新型コロナウィルスにより中断されていたサッカーもシーズンの全貌が見えており、残りの試合は過密日程になりそうですが、サッカー観戦をより楽しみましょう。